「こんなものがあったらいい」
「こんな街が作れたら面白い」
「誰もやったことのないことをやってみたい」
「このビジネスを成功させるには、あの企業と組んでみよう」
弊社に限らず世の中にはこんな理想がたくさんあります。

私たちは、 食に関わる事業を軸とした地域(さいたま)づくりを実現すべく様々な挑戦を続けています。

何かをやりたい・何かを変えたいというエネルギーを、
どうやったら実現できるか?という問いから始め、実現させる。

そのような動きで創造し続ける企業であり続けたいと考えています。

食に関する理想・課題
例)「新鮮なヨーロッパ野菜を仕入れたい」
実現方法の検討・調査
例)「日本で育てる方法はないのか?」
食のプロからの意見収集
例)ニーズの高い野菜は何か?
社外への協力打診・調整
例)農家、物流方法の検討、行政への打診
実現・将来的な拡張の検討へ
例)野菜の加工品を作れるのでは?
「さいたまヨーロッパ野菜研究会」の発足
埼玉でのヨーロッパ野菜栽培。実現の先に見えたもの。

埼玉でのヨーロッパ野菜栽培。実現の先に見えたもの。

「イタリア料理に欠かせないヨーロッパ野菜を日本で栽培できないか?鮮度と価格で課題があった輸入品を国内産、できれば市内産で供給できないだろうか?」私たちはこんな想いを抱えていました。
 そんな中、2009年に野菜の種を扱うトキタ種苗さん(さいたま市)の記事を新聞で発見。北はすぐにコンタクトをとり、シェフたちの想いを伝えます。そして、栽培してくれる農家をともに探し回りました。
2013年さいたまヨーロッパ野菜研究会が誕生します。一番の課題である物流の仕組みを完成させたことで一気に広がり現在では、さいたま市岩槻区を中心に約13軒の若手農家が、年間約60種類のヨーロッパ野菜を栽培し、埼玉県内約1000軒、全国約120軒のレストランで「さいたまヨーロッパ野菜」としてお使いいただいています。
 地産地消をよりPRするため当社はEccolaブランドで「食べるドレッシング」を販売するほか、さいたま市内の学校給食ではイタリアン給食を社会貢献として実施しています。

食に関する理想・課題
日本でも新鮮なヨーロッパ野菜を使用したイタリア料理を提供したい
実現方法の検討・調査
栽培してくれる生産者グループが必要
食のプロからの意見収集
出来た野菜の流通と販売が課題
社外への協力打診・調整
飲食店が発注しやすい流通の仕組みづくり
実現・将来的な拡張の検討へ
生産者をブランド化することで持続発展を可能にする
決め手は一頭買い!
埼玉県のご当地牛「武州和牛」の普及活動
一頭買いで応援。武州和牛を埼玉のご当地牛へ。

一頭買いで応援。武州和牛を埼玉のご当地牛へ。

全国各地に松坂牛、神戸牛、近江牛、米沢牛などのご当地牛が存在し観光や出張で訪れる時の食事の楽しみ一つになっています。埼玉にもご当地牛があれば飲食業はもっと活性化するだろうと考えていた当時、埼玉で安定的に県内産の銘柄牛を仕入れることは難しい状況でした。県内の黒毛和牛は東京の芝浦に出荷され、枝肉になり競りにかけられます。有名銘柄のブランド牛でなければ国産黒毛和牛として一般流通してしまうのです。
 では、レストランのメニューにオンリストする(常時在庫する)ためにはどうしたらよいか、その答えは一頭買いをすることでした。武州和牛は、肥育期間を他の銘柄よりも長く設定しているために味わいの濃い肉質に仕上がっており、シェフ達に好評です。そして肥育頭数が圧倒的に多いこともあり、私たちは将来の埼玉のご当地牛として武州和牛を応援することを決め一頭買いを始めました。大きな塊で焼きスライスで提供するタリアータは、当店の看板メニューに成長しました。固めの部位はミンチにして美味しいボロネーゼにし、余すことなく一頭を使い切っています。 2014年伊勢丹浦和店への出店により、複数の大手食肉卸の賛同と協力を得ることができるようになりました。いまでは県内の飲食店はどこでも武州和牛の好きな部位を必要な分だけ購入することが出来るようになりました。
 埼玉県は、日帰りを含めた観光客が全国第2位の隠れた観光県です。ご当地牛として武州和牛が浸透すれば埼玉県を訪れる楽しみになり、埼玉県の飲食業の一層の活性化につながります。

食に関する理想・課題
ご当地牛があれば埼玉の飲食業は活性化するのではないか
実現方法の検討・調査
安定的に仕入れることへの課題をどう克服するか
食のプロからの意見収集
ご当地牛として応援するため「武州和牛」の一頭買いを初めて
安定的な仕入れをスタート
社外への協力打診・調整
伊勢丹浦和店に出店したことで複数の大手食肉卸の賛同を得られ、県内の飲食店に拡がりました
実現・将来的な拡張の検討へ
飲食店での武州和牛の利用が拡がることで
ご当地牛としての知名度が上がり、ブランドも向上します
秩父兎田ワイナリーとの業務提携
発酵ツーリズムを目指して
大人が楽しめる、食の観光地を目指して。

大人が楽しめる、食の観光地を目指して。

2018年10月のワイン法制定により、従来の国産ワインとされていたうち現行の法律で国産ワインとよべるものは5%弱になってしまいました。そうした中で、県内で唯一秩父産のブドウ100%でワイン造りをしている兎田ワイナリーは貴重な存在です。
フルーツ街道としても名高い秩父には、古くからワイン用のブドウが栽培されていました。樹齢の高いブドウの木から造られる凝縮感があるワインは、クオリティが高く全国ワインコンクールでも受賞歴があります。
 兎田ワイナリーを運営する秩父ファーマーズファクトリーは、総務省の地域経済循環創造事業交付金を受けスタートしました。地元産ブドウを活用したワインの製造と販売まで一貫して手がけること。秩父名物の料理とワインを提供するレストランを運営すること。この2点を通じて観光振興と雇用創出による地域活性化を目指していました。しかし、本業ではないレストラン運営が課題となり行政との調整のもと、当社との業務提携に至りました。
 私たちが目指すのは、ワインを中心とした発酵ツーリズムの拠点となることです。秩父市吉田地区周辺は、イチローズモルトや秩父麦酒、酒蔵秩父錦や秩父やまなみチーズ工房などの魅力的な発酵食品の集積地になっています。全国的にも稀な大人が楽しめる食の観光地を目指して、各ブランドと連携し地域の活性化を図ります。

食に関する理想・課題
秩父産にこだわるワイナリーを応援したい
実現方法の検討・調査
ファン作りが大切ではないか
食のプロからの意見収集
ワイナリーでの体験や生産者に会うことで
親しみが湧き応援したくなる
社外への協力打診・調整
魅力的な発酵食品企業との連携で地域の活性化を図る。
実現・将来的な拡張の検討へ
大人が楽しめる食の観光地を目指す
ヨロ研野菜の可能性は無限
~エッコラとヨロ研の野菜ペースト&パウダー~
模索する中で見つけた、ヨロ研野菜の新たな可能性。

模索する中で見つけた、ヨロ研野菜の新たな可能性。

さいたまヨーロッパ野菜研究会の発足で農業が身近になり、出荷できない規格外の野菜が多いことを知りました。私たちは、この野菜を活用できれば生産者の収入がもっと上がると考え、ものづくり補助金を利用した活用方法を模索しました。惣菜開発、一次加工とチャレンジしましたが、いずれも販売には届きませんでした。お客様が欲しい商品と希望価格との乖離などの問題点が浮かびあがりました。
 そこで、私たちはヒアリングを行い一般のヨロ研野菜ファンのお客様と法人向けの2つのマーケットに狙いを定めました。 まず、一般向けとして食べる野菜ドレッシング「エッコラ」の開発をしました。パッケージにもこだわり、百貨店やイベントで取り扱いやすいように常温保存できるようにしました。ヨロ研の野菜は流通期間が短いため、いつでも手に入るわけではありません。ヨロ研に興味を持っていただいたときに、すぐに購入できるようにしました。また、法人向けには、混ぜれば使えるペーストとパウダーを開発しました。
 手間や設備の関係で自分たちでは仕込めない状態のものであれば需要があるのではないかと考え、ビーツの赤、ケールの緑色、カリフローレの白は、彩りも豊かで栄養価も高い野菜です。
 パンやカステラ、餃子の皮の着色など、地産地消を推進している企業や、さいたま銘菓を製造している企業に採用して頂いています。生鮮品としての野菜とは違うジャンルでの活用で様々なコラボレーションを通じて、ヨロ研のブランド力アップ、さいたまの食文化への貢献と郷土愛の醸成に繋げていきたいと思います。

食に関する理想・課題
規格外野菜の活用で収益の拡大が図れるのでは
実現方法の検討・調査
企業がもとめる野菜の加工品とは
食のプロからの意見収集
地産地消を掲げた商品へのニーズがある
社外への協力打診・調整
野菜の栄養価、色など特徴を活かした商品の開発
実現・将来的な拡張の検討へ
日本でも新鮮なヨーロッパ野菜を収穫したい
イタリアン学校給食で郷土愛を醸成する
地産地消のイタリアン給食で、郷土愛を育む。

地産地消のイタリアン給食で、郷土愛を育む。

私たちは2013年からさいたま市の学校給食でイタリア料理を提供しています。これは教育委員会が行う、「シェフ給食」に協力するところから始まりました。さいたま市は小中学校162校すべてに給食室が設備されている自校式による学校給食を提供しています。
 さいたまヨーロッパ野菜研究会の生産者の子供が通う学校に行く時は、生産者と一緒に行きます。シェフから「ボンジョルノ~♪〇年〇組のAさんのお父さんが作っているヨーロッパ野菜を使って、今日は美味しいミネストローネを作るね。」そう呼びかけただけで子供たちは大喜びです。普段の学校給食では残食率が10%前後出るそうですが、イタリアン給食はすべての学校で残食率0%を更新中です。これこそ食のストーリーが見える食育ではないでしょうか。また、生産者の子供たちが輝く父親の姿を見て、友達からの称賛の声にとても喜び、将来の跡継ぎ宣言までしているそうです。
 将来、子供たちが進学し社会人になり、ふと話題が給食になったとき。給食と言えばイタリアン給食美味しかったな。ヨーロッパ野菜も食べてたよ。「へー、おしゃれ。」「かっこいい。」「いいなー。」こんな声を聞けたら嬉しいですね。地産地消のイタリアン給食は、食育を実践しながら郷土愛も醸成する意義ある事業に成長しました。自慢なまちに感じてもらえるよう、私たちは種を蒔き続けるのです。

2018年11月 さいたま市内全校一斉給食「10万人でいただきます!」を実施。
シェフクラブSAITAMAが協力しオリジナルシェフカレーを開発しました。アレルギーや宗教上の課題をクリアーし10万人が同じ献立でその日の給食を楽しみました。

食に関する理想・課題
学校給食を通じて郷土愛を醸成したい
実現方法の検討・調査
教育委員会が行うシェフ給食の活用
食のプロからの意見収集
生産者とシェフが見えることで美味しさが増す
社外への協力打診・調整
食育に向け教育委員会と先生方、
生産者との連携を図る
実現・将来的な拡張の検討へ
ヨロ研野菜が地元野菜として身近になる。
郷土愛をもった人間に成長して欲しい
イタリア国立フィレンツェホテル
調理師専門学校との交流を通じて
フィレンツェと埼玉。交流から生まれる食の可能性。

フィレンツェと埼玉。交流から生まれる食の可能性。

2017年は、日伊国交150周年の年です。川越スタイル倶楽部に所属する北代表は、メンバーと共にイタリア国立フィレンツェホテル調理師専門学校(SAFFI)で開催された日伊文化交流に参加しました。私たちはイタリア料理と日本酒のペアリングの可能性についてセミナーを行い、また日本から持参したさいたまヨーロッパ野菜研究会のイタリア野菜の賞味会を開きました。先生や生徒が「ボォーノ!」(美味しい)と口を揃え、そして日本の野菜は、形が揃っていて美しい言っていました。
その後、相互交流事業に繋がります。2018年には校長先生と副校長先生、8名のSAFFIの学生が来日し3週間にわたる交流や研修を行い、ヨロ研メンバーの小澤さんの畑にも見学にきました。弊社の朝霞店、武蔵浦和店では厨房でのレストラン研修をしました。日本で美味しいイタリア料理が提供されていることに驚き、沢山の刺激を受けていたようです。2019年2月には、ヨロ研メンバーとSAFFIに表敬訪問しました。3月には女子栄養大学の学生が今回のご縁から短期留学に行きました。
今年も相互交流事業は継続されます。フィレンツェと埼玉、人と人との交流から次の可能性を広げていきたいと思います。

食に関する理想・課題
イタリアとの交流の拠点を持ちたい
実現方法の検討・調査
SAFFIとの交流がきっかけに
食のプロからの意見収集
お互いの文化への尊敬の念と信頼の構築が必要
社外への協力打診・調整
川越スタイル倶楽部メンバーとの共同
実現・将来的な拡張の検討へ
次代への可能性を繋ぐために継続することが大切
SAItalyFesta
~郷土料理と地ワインで本当のイタリアが見えてくる~
埼玉をイタリア食文化の発信地へ!

埼玉をイタリア食文化の発信地へ!

SAItalyFesta は、SAITAMAとITALYの造語です。2009年さいたま市が総務省の家計調査でワイン・チーズ・パスタの消費量で日本一になりました。当時、日本ソムリエ協会の埼玉地区長であった北代表は、日本イタリア料理協会に相談しプロフェッショナルが協力しあい、イタリア食文化の魅力を深堀する企画を立て実行に移しました。イタリアは20の州から成る共和国です。イタリア料理とは20州それぞれの郷土料理の集合体です。ワインも同じく20州全てで生産され、それぞれの州に固有のブドウ品種が多く存在します。そして郷土料理には地ワインが最も合うという事実が存在します。つまりイタリア料理を知るにはイタリアワインを知ることが不可欠でその逆もまた然りなのです。
 2016年にはこのイベントの実績を基に、日本ソムリエ協会の機関誌「Sommelier」で1年半にわたり20州を紹介する長期連載が組まれ、2019年に再編集され単行本化されました。これまで料理側、ワイン側から書かれた本は数多くありましたが、シェフとソムリエが双方から知識と経験を綴った本は少なく貴重な存在だと思います。
 埼玉をイタリア食文化の発信地に!と初年度から掲げたスローガンは、埼玉発のイベントをきっかけにその目標の一つを成し遂げたような気持ちであります。

食に関する理想・課題
埼玉をイタリア食文化の発信地にしたい
実現方法の検討・調査
それまで無かった、イタリア郷土料理の基本に立ったイベントの開催
食のプロからの意見収集
イタリア郷土料理と地ワインを双方からクローズアップしたい
社外への協力打診・調整
日本ソムリエ協会と日本イタリア料理協会の協力で実現/dd>
実現・将来的な拡張の検討へ
これまでの活動が本になったのでイタリア料理の文化を広めていきたい